お知らせ
2016-08-24
そろそろ赤ちゃんが欲しいなと思ったら、日常生活でいくつか気をつけたいこと。チェックしてみてくださいね!
1. 禁煙、お酒は控えましょう
タバコは身体の血管を収縮させ、赤ちゃんに十分な酸素を届けられません。妊娠を希望するなら禁煙しましょう。ご家族など近くで喫煙すると受動喫煙の害が及びます。
血液中のアルコールも胎盤を通過するので、お酒も控えめにしておくと安心です。
2. 薬の服用に注意しましょう。
前回の生理から1ヶ月が過ぎる頃に微熱や胃のむかつきを感じたら、妊娠のサインかもしれません。自己判断での薬の服用はできるだけ控えましょう。妊娠の可能性がある場合は、薬を服用する前に、ご相談ください。
3. 葉酸をとりましょう。
葉酸は、妊娠の1ヶ月以上前~妊娠3ヶ月の間に摂ると、神経管閉鎖障害のリスクを低減できるとされています。一方で、妊娠が判明してからの摂取でも効果が見られたという報告もあるようです。
葉酸を多く含む食材は、ほうれん草、小松菜、海苔、イチゴ、納豆、レバー、うなぎ、ブロッコリー、モロヘイヤ、などがあります。葉酸というのは通常の食事から摂る分にはいくら摂っても問題ないので、普段からこれらの食材を食べるように心がけるよう、2000年より、厚生省も葉酸を摂取するよう呼びかけています。
4. 食事について
食中毒に注意しましょう。
リステリア菌は、ナチュラルチーズ(加熱殺菌していないもの)、肉や魚のパテ、生ハム、スモークサーモンなどにいることが多い食中毒菌。
妊娠中は、一般の人よりもリステリア菌に感染しやすく、赤ちゃんに影響が出ることがあるといわれています。
そのため、リステリア菌が多いといわれているこれらの食品を積極的に摂ることはおすすめできません。
リステリア菌は塩分に強く、冷蔵庫内でもゆっくりと増殖しますが、加熱することで予防できますので、食べる際は十分に加熱することがポイント!
また、リステリア菌以外の食中毒全般にもいつも以上に気をつけましょう。
5. 風疹について
妊娠されますと風疹の予納注射が受けられなくなります。
夫婦で風疹に感染されてない方、もしくは予防接種を受けられたことがない方は予防接種を施行されることをおすすめいたします。
6. 歯の治療について
妊娠されますとホルモンの影響によりう歯になりやすくなります。歯の治療も腹部の圧迫や同一体位による苦痛などが伴うこともあります。できる限り、早めの歯に治療をしておきましょう。妊娠、出産、そのほか体調に対してご心配のある方は、まずはご相談下さい。
( 看護スタッフに作成して頂きました )
吉野産婦人科医院
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